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2021.09.01

センシング能力とは。

本日はキャリアスクールが注目する5つの力のうち、センシング能力に関してご説明します。

【センシング能力とは】
気づく力(気づける力)、感じる力のことです。
日本ではまだあまり馴染みがありませんが、近年米国でもっとも注目されている能力です。

【センシング能力が高いとは】
では、センシング能力が高いとどうなるのでしょう。

それは、チャンスをチャンスとして捉えることができるようになる!という事です。

ジョン・D・クランボルツ氏(心理学者・米国スタンフォード大学)は、
「個人のキャリアの80%は予想しない偶発的な事によって決定される。」
と述べています。

これが、クランボルツ氏が提唱した有名なキャリア理論
「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」です。
ビジネスパーソンとして成功した人のキャリアを調査し、そのターニングポイントの8割が
本人の予想しない偶然の出来事によるものだったことを明らかにしました。

つまり、成功者は想定外の出来事の中にある「チャンス」を見逃さなかったからこそ、
成功を収めることができたのです。

「自分にとってのチャンスをいかに多く見つけられるか。」
これを左右するのがセンシング能力なのです。

【生活で取り入れること】
お子さまのセンシング能力を高めるために必要なこととして、
保護者の方がお子さまの言動の「真意」を捉えた行動をとることです。

生活の中では、まず、お子さまに強い興味・関心を抱くことです。
そして、お子さまをよく観察し、これからとるであろう行動を予測し、
「やっぱりそうなった」
という事象を意識的に繰り返し、自身の中で反復させることです。