NEWS & BLOG

2021.12.01

イノベーション能力とは。

本日はキャリアスクールが注目する5つの力のうち、イノベーション能力に関してご説明します。

【イノベーション能力とは】
イノベーションと聞くと技術革新が最初に浮かぶ方が多いかもしれませんが、ここでは、
生産技術だけではなく、新商品の導入、新市場・新資源の開拓、新しい経営組織の形成などを含む概念(広辞苑より)として捉え、社会に大きな衝撃や変化をもたらす「 革新 」や「 新機軸 」と定義します。

イノベーション能力とは、「革新を起こす力」を指します。

世界には、イーロン・マスク氏やマーク・ベニオフ氏、松岡陽子氏といったイノベーターと呼ばれる人がいる。世界が注目するイノベーターには、「天賦(てんぷ)の才」つまり「生まれながらにして持っている才能」と呼ぶほかない圧倒的なイノベーション能力が存在している事実は確かにあります。

しかし、後天的にイノベーション能力を養うことができるとしたらどうでしょうか。

‥うらやましくなりますね。

実は、イノベーションに関する研究は多くなされ、イノベーション能力に起因するスキルが明らかにされています。
つまり、イノベーション能力は後発的に養うことができる能力というわけです。

【イノベーションの因子】
イノベーションは「天賦(てんぷ)の才」だけではないことを知っていただくために、ここで、ひとつの調査結果を一つご紹介します。

17組の一卵性双生児を対象に創造的思考能力は図るテストでは、遺伝で説明できる創造的思考能力はわずか30%であり、残りの70%は学習を通じて習得できることが明らかとなりました。
(マートン・レズニコフ等の研究者グループの調査結果)

つまり、生まれより育ちで創造能力が養われることが分かったのです。

【生活で取り入れること】
では、育つ課程でイノベーション能力を高めるために、何をしたらよいのでしょうか。

ご家庭でできるイノベーション能力アップ教育をご紹介します。

●「なぜ」3回で本質に触れる
お子さまとの会話に、「なぜ」を考える質問を3回取り入れ、物事の表層を掘り下げ、それまで見えなかったものを明らかにする思考を身につけてあげましょう!